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2025年児童扶養手当が増額へ 第3子以降増額と所得制限の引き上げ、改正の中身とは?

児童扶養手当は毎年4月に支給額が少し増減されていますが、子供の貧困対策として2025年1月にその支給額が大きく増額されそうです。

私たちひとり親家庭にとって、とても大切な児童扶養手当。

その改正の中身をまとめてみました。(2024年4月現在)

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児童扶養手当が増額へ 改正の中身とは

満額が受け取れる所得制限額の引き上げ

現在、子ども1人の場合は年収160万円を超えると支給額が段階的に減額されていきます。
2024年4月からの支給額で見ると、「年収160万円 子ども1人=満額45,500円支給」ですが、「年収215万円 子ども1人=36,260円支給」と支給額が減ってくる仕組みになっているのです。

その満額支給される「160万円」を「190万円」に引き上げる方向ということなので、全体的に児童扶養手当の支給額が増える。ということになります。

①に伴い、所得制限の上限も引き上げ

満額支給の所得制限限度額の引き上げに伴って、上限額も引き上げられます。

現在「年収365万円 子ども1人=10,740円支給」が児童扶養手当を受給できる上限の年収額ですが、「年収385万円 子ども1人=10,740円支給」と上限額が20万円引き上げられる予定です。

「365万円」が「385万円」と①の引き上げ額より10万円少なくなるので、細かい段階的な支給額にも変更があるかもしれませんね。

第3子以降の支給額を第2子と同額にする

現在の児童扶養手当は第1子の一番支給額が多く、第2子、第3子とだんだん少なくなっていく仕組みです。

例えば、満額支給される方で「第1子45,500円、第2子10,750円、第3子6,450円=合計62,700円」が毎月支給されています。

その第3子の支給額が第2子と同額になる予定です。

先ほどの計算例だと、満額支給される方は第3子の支給額も10,750円になるので、合計67,000円が毎月支給されるということになります。

 

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児童扶養手当の増額はいつから?

毎年4月に見直される児童扶養手当の支給額は、物価指数によって毎年少しの増減があり、2024年度は前年度より1,360円アップしました。

物価高の影響がとても大きいです。

今年は大きく増えたという印象でしたが、さらに児童扶養手当が拡充されるということで、助かる家庭も多いのではないかなと思います。

この改正は、2025年1月分から実施予定とのことなので、実際に支給されるのは2025年3月になりますね。(1月2月支給分は3月に振り込まれる)

現在の詳しい児童扶養手当の内容はこちらにまとめてありますのでご覧ください。

【2024年度】児童扶養手当(母子手当)はいくらもらえる?その金額と計算方法とは。(令和6年度)
所得からだいたいの支給額を計算してシュミレーション出来ます。児童扶養手当は収入や子供の数、そして年度によっても多少変わります。今年の支給金額や支給日、支給される条件などを詳しくまとめてみました。