私が以前加入していた医療保険の内容です。
- 保険料・・・26,717円(年払い)
- 入院日額・・・5,000円
保険料は月払いになおすと2,226円。
手術給付はありましたが、先進医療などはついていませんでした。
「安くていい!」と思われるかもしれませんが、シングルマザーの医療保険がこの内容では少し不安なんです。。。
シングルマザーに医療保険は必要?
ひとり親家庭になると、支援制度の一つである母子医療(ひとり親家庭等医療費助成制度)の対象になる方がほとんどだと思うので、医療保険は必要ないのでは?と感じる方もおられると思います。
私も始めはそうでした。
子供も私も、今は病院にかかってもほとんど費用は必要ありません。
私の住む地域では、ひとり親家庭の医療費は子供が18歳になるまで1回800円(月2回まで。3回目以降は無料)です。(所得によります。)
子供の医療費は、母子じゃなくても中学3年生までは無料です。
医療保険に入って、毎月いくらかの保険料を支払う方が損になるじゃない?と思いますよね。
でもそれは、外来でのお話です。
シングルマザーには医療保険が必須なんです。
その理由を見ていきましょう。
シングルマザー(ひとり親家庭)の医療保険は、入院した時の生活費のために必要!
シングルマザーが保険を考えときの順位は、
- (自分の)生命保険
- (自分の)医療保険
- 学資保険
となっていて、意外にも医療保険は2番目です。
医療費のかからない母子家庭の母に、なぜ医療保険が必要なのでしょう?
【理由その① 入院した時の生活費にするため。】
ひとり親家庭の親が入院してしまうと、その間の収入は激減してしまいます。
正社員で働いておられる方は、会社の保険から傷病手当などが出ることもあるのですが、パートの方は休んでしまうと収入はゼロ。
考えただけで恐ろしいですね。。。
入院費用は助成されますが、入院中の生活費は母子医療では対象外です。
医療保険に入っていれば、1日5,000円、10,000円など、保険で契約した金額が入るので、生活費として使えます。
自分が入院した時、子供はどこに預けるかもきちんと事前に考えておきましょう。
【理由その② 保険適用外の入院費用に充てるため。】
入院費用の中には保険適用外のものもあります。
母子医療の対象外になるので、実費で支払わなければなりません。
- 差額ベッド代・・・平均5,829円/日
- 紙おむつ、バスタオルなどの消耗品
- 文書料(証明書など)
- 食事代・・・平均1食260円 他
【差額ベッド代とは?】
基本的に1~4人部屋に入院した時にかかる費用。
大部屋(5人以上)の場合は発生しない。
差額ベッド代については入院時に患者の同意が必要になりますので、大部屋で良い。というときはかかりません。
シングルマザーの私が加入した最低限の医療保険。
生命保険料に比べて医療保険は少し高めなイメージがあります。
亡くなった後ではなく、「生きるための保険」なので仕方ないのでしょうか。
でも余分なお金は掛けられません。
生命保険と同じく、保険料は安く抑えて保障は最低限必要なものを選びました。
私が加入した医療保険
保険の種類 | 終身医療保険 |
保険料(月) | 3,432円 |
保障内容 | 入院日額 10,000円(1日目から。通算1000日まで) (がんでの入院時は支払い日数無制限) 手術給付 1回20万円(日帰り手術5万円) 先進医療 2000万円 など |
この保険は、「保険の窓口インズウェブ 」で保障内容を比較して決めました!
子供が18歳になるまでは母子医療が利用できるとはいえ、入院すると保険外の支払いは必ず発生します。
その保険外の医療費と、入院中の無収入状態を補うためと考えると、1日5,000円の入院日額では不安なので、1日10,000円のプランを選びました。
終身医療保険と定期医療保険を比較
終身医療保険と定期医療保険の違いはこのようになっています。
終身医療保険 | 定期医療保険 | |
説明 | 一生涯の保障をしてくれる医療保険。 | 10年など、期間を決めて加入する医療保険。 満了時に更新・見直し・解約などが出来る。 |
メリット | ・保険料は加入時のまま。 ・一生涯の保障。 ・60歳払込済などプランを選択できる。 ・積み立てプランもある。 |
・若いときは保険料が安い。 ・保険の乗り換えがしやすい。 |
デメリット | ・保険の乗り換えがしにくい。 ・加入当初の保険料は割高になる。 |
・更新時に保険の見直しが必要。 ・更新ごとに保険料が高くなる。 ・掛け捨て型。 ・病気になると更新が難しい。 |
私は、生命保険は定期にしたのですが、医療保険は終身を選びました。
医療保険も生命保険同様、定期のほうが保険料はかなり安いです。
なぜあえて終身を選んだのでしょう?
【終身医療保険を選んだ理由】
- 子供から手が離れた後、高齢になってから病気になる確率が高い。
- 老後、出来るだけ子供に迷惑をかけないため。
- 定期にして更新を続けると、老後の保険料が高額になる。
- 高齢になったころには定期で入った生命保険(死亡・収入保障)は終わっているので、この医療保険だけの支払いになる。(これだけなら高齢になっても払えそう)
だんだんと保険料が上がるのは困りますが、終身保険ならずっと加入時の保険料のままです。
収入のあるうち(定年まで)に払い込みを終えることもできます。
私がもしも定期の医療保険に入ったとしたら・・・。
加入年齢 | 保険料(月) |
33歳 | 2,620円 |
43歳 | 2,740円 |
53歳 | 3,450円 |
63歳 | 5,100円 |
一番病気をしやすいときに、保険料が高くなっているのは困りますよね。
定年後で年金暮らしの中、保険料に家計が圧迫されるのは目に見えています。
そして、子供に迷惑はかけたくないので、子供が大学を卒業した後も私の定年後も、医療保険は必要だと思っていました。
そうなると、必然的に保険料が加入当時のまま一生変わらない、終身の医療保険になるわけです。
女性保険は必要?
私が加入したのは女性保険ではありません。
最初は「女性特有の病気に手厚い」と言われる女性保険に入ろうと思っていたのですが、保険外交をされている女性の方が入っている保険は女性保険ではない。というのを聞いて、考え直しました。
女性保険と言われる保険は、女性特有の病気で入院した時は、契約している入院日額+5,000円など、ちょっとお得感はアリなのですが、「特に女性にお得なプランではない」そうです。
保険料もその分少しだけ高くなるし、私の場合、どんな病気で入院したとしても入院日額10,000円を受け取れる保険を考えていたので、女性特有の病気の時だけ15,000円もらうために毎月保険料を多く支払うのはもったいないかなと思いました。
でも、家族で女性特有の病気をされた方がおられる場合は、少し考えたいところですね。
がん保険について
シングルマザーになって、最初に保険の見直しを考えて加入したころには、がん保険には入りませんでした。
見直した医療保険にがん保険がくっついたプランもありましたし、独立したがん保険も一応教えてもらいましたが、やっぱりそれなりに保険料がかかります。
今の保険料にプラスで。となると、ちょっと覚悟のいる金額ですよね。
日本人が1年間に亡くなる数を100とすると、3割以上の方の死因はがんというデータがあり、もしがんになってしまえば相当な治療費がかかり、長い年月をかけて治療していくことになる方が多いです。
シングルマザーががんになってしまうと、精神的、肉体的な辛さだけでなく金銭的にも子供と一緒に苦労していかなければならないかもしれません。
それも踏まえた上で当初はがん保険に加入しませんでした。
理由は、「身内でがんになった人がいなかったから」です。
私も大丈夫だろう、がん家系ではないから・・・。と思っていましたが、小林麻央さんのことは私にとっては本当にショックなことでした。
私より若い人が実際にがんになり、子供を遺してなくなってしまう・・・。
それからすぐにがん保険の追加を検討・加入に至りました。
【私が加入したがん保険】
保険の種類 | がん保険(終身型) |
---|---|
保険料(月) | 2,330円 |
保障内容 | がん入院給付金 10,000円(日数無制限) がん診断給付金 1,000,000円 抗がん剤治療特約 100,000円(月1回、60回まで) |
医療保険の方で入院給付金10,000円が付いているので、入院給付金はいいかな・・・。とも思いましたが、がん治療は抗がん剤などにすごくお金がかかります。
薬だけで月10万円超えることもあり、保険が効かない治療もあります。
身近な家族でがんになった人やがんで亡くなった人がおられるとき、がんに対して不安がある方は、保険料は上乗せになりますが、がん保険も合わせて検討する必要があるかもしれませんね。
元気なうちに保険に入る3つの理由
保険について考えるとき、いろいろ種類がありすぎてどの保険に入ればいいのか、入らなくてもいいのか、見極めることが難しいですね。
今病気にかかっているわけではないので、この先入院することがあるのか・・・とイメージすることも難しいのですが、本当に入院したり病気になったらとても困る!
だからみんな元気なうちに保険を掛けるんです。
シングルマザーの場合は、もう何より子供のため。です。
自分が病気になっても子供が困らないようにするため。
シングルマザーの皆さんは、この子を必ず守る。子供にとって、自分しかいない。という思いがとても強いと思います。
生命保険も医療保険も、子供との生活のために【元気なうちに保険に入る理由】があります。
- 病気が見つかってからでは保険に入りにくい。
- 病気になった後に入れる保険は、保険料が高い。
- 1歳でも若いうちに保険に入ったほうが、保険料は安くなる。
自分の保険に不安がある方は、気が付いたときに早めに見直しをしましょう。
今回の保険は、「保険の窓口インズウェブ 」で、プロの保険アドバイザーさんに相談して決めました。
「保険の窓口インズウェブ 」は、SBIグループの大手の総合保険会社です。
1つの保険会社の営業をされるわけではなく、70社以上の保険会社の保険の中から、その人に合った最適な保険を診断してくれる、保険の相談窓口になっています。
自分一人では保険の知識もなく不安だったし、たくさんの保険の中から自分に本当に必要な保険を選べる自信がなかったので、「保険の窓口インズウェブ 」なら平等に保険を紹介してもらえると思って相談をお願いしました。
自宅まで相談に来てくれるところもありますが、それはちょっと不安だったので、オンラインで相談が出来る「保険の窓口インズウェブ 」は、自分の都合にもピッタリでした。
今の時期は特に、外出せずにオンラインで相談できるのは本当にありがたいし、保険のことって実際に会うと強く勧められそう・・・ってちょっと不安になったりもしますよね。。。
しつこく勧誘されたり、1つの保険を勧められたりすることも不安でしたが、口コミなどで「しつこい勧誘は一切ない」と知っていたし、実際に勧誘は本当になかったです。
たくさんの保険を毎日取り扱っているプロのアドバイザーの方ばかりで、しかも一つの保険会社に専属でいるわけではなく、複数の保険会社を見ている立場にあるので、保険について不安なこと、疑問、掛け金の希望などの話も気兼ねなく出来ました。
自分と子供の年齢や希望の保険料などを伝えると、自分の現状に最適な保険をしっかりとした理由もつけて紹介してくれます。
離婚して、まだ保険を見直していない方や、今の保険内容に不安がある方など、元気な今のうちに保険の見直しを考えてみてくださいね。
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