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金銭面から見ると、「離婚に最適な時期」がある。

シングルマザー(母子家庭)の貧困が問題になっていますが、ひとり親家庭の貧困率は50.8%。

貧困率とは、「平均値の半分以下の手取り収入しか受け取っていない人の割合」のことです。

「母子家庭のうちの半分が、平均値の半分以下の収入で生活している。」ということです。

教育費にかける月額平均は、一般世帯が約32,000円に対して、母子世帯は約16,000円と半分。

収入に対しての教育費の割合は母子世帯のほうが多いと思うので、一般世帯の半分とはいえキツイ金額ですよね。。。

この記事は、金銭面から見て「離婚に踏み切ったほうがいい人ともう少し待ってみてもいい人。」について書いてあります。

自分の時のことをいろいろ思い出していました。

でも私の場合は、離婚をして金銭的に苦労することが分かっていても、「待つ」ということは出来なかっただろうなと思います。

離婚調停で調停員に言われて年金分割をしましたが、そんなことのために離婚がしたかったわけじゃありません。

子供を連れて出ていきたい、逃げたい。

そのために出来る準備はしましたが、将来の年金のことまで考えていなかったし、財産分与のことも頭にありませんでした。

 

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実際は待つ余裕がなかった「離婚に最適な時期」

子供たちを連れて別居をすると決めてから、本当にいろいろ調べました。

「損をしないため」というより、「もう二度とこの家に戻らないため、(元)夫に会わなくてもいいように」という気持ちのほうが強かったです。

そして、準備に1ヶ月ほどかけてから夜逃げのように別居をしました。

(→離婚するための別居準備。衝動的な別居はダメ!

最初は一般のアパートに数カ月住み、それから実家に帰らせてもらっています。

今考えても、別居当時の私が、金銭面から見た「離婚に最適な時期」があると分かっていても、きっと待てなかったと思います。

 

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離婚直後の児童扶養手当が少なくなる?

私は離婚できずに別居期間が長かったので、離婚をして児童扶養手当をもらえる立場になるまでに子供は自分の扶養に入れていました。

でも、離婚するまで子供を夫の扶養に入れていた人は、離婚後子供を自分の扶養に入れて児童扶養手当を申請すると、思っていたより金額が少ないということがあるみたいです。

児童扶養手当は前年の扶養人数で金額が決まります。

前年は子供が夫の扶養に入っていれば、妻の収入で申請しても児童扶養手当の金額が少なくなる可能性があるということです。

まず先に、夫と同居中に仕事を見つけてから別居→子供を自分の扶養に入れて離婚をすると児童扶養手当は多くもらえるとのこと。

私は自然とそういうルートをたどっていたので何も思わなかった・・・というか、離婚時は実家にいたので結局児童扶養手当はもらえなかったのですが(母子手当(児童扶養手当)は、実家暮らしでも支給される?)、直前まで我慢して別居・離婚をしてから児童扶養手当の申請をされている方は、思っていたより金額は少なくなるということです。

 

知らないこと=損をするということ。

母子家庭になって「(情報を)知らないということは損をする」と、とても多く感じるようになりました。

市役所からは親切に教えてくれないことが多くて、知らなければもらえない、申請していないからまた来年の〇月に申請してくださいとか、結構あったように思います。

母子家庭じゃなくてもあることだと思いますが、金銭的に余裕がないと、知らなかったことが原因で損をしたと感じたとき、めちゃくちゃ悔しいんですよね(T_T)

「教えてよー!!!」と泣きついても時すでに遅し。。。

市役所からの情報には敏感になったような気がします(=_=)

この記事の、「今すぐに離婚しないほうがいい人」には、熟年離婚を考える方や、子供がまだ成人していない場合でも生活に害がなく、まだしばらく待てる人が該当しそうです。

 

「離婚に最適な時期」を待てない人は。

子供がまだ小さいけれど、どうしても離婚をしたいという大きな理由がある。という方は、夫の定年まで待つ気持ちの余裕はないと思います。

それでも離婚、別居までに最低限しなければいけないことはあります。

衝動的に別居をしてしまうと、あとが本当に大変です。

とにかく最初に「仕事」を決める。

そして「住む場所」の確保。

子供と落ち着いた生活をスタートさせるには最低限必要なことです。

何からしなければいけないか、何を済ませておかなければいけないか、よく考えて焦らずに考えてみましょう。


子連れ離婚を考えたときに読む本