みなさんのご家庭では、子供に習い事をさせていますか?
今の時代、9割の家庭で子供に習い事をさせており、そのうち4人に3人は2つ以上の習い事をしているそうですが、母子家庭に限って言えば、習い事をしている家庭は全体の4分の3だそうです。
ふとここで、「貧困の連鎖」という言葉が思い浮かぶのは私だけでしょうか・・・。
習い事をしているからいい、していないから悪いということではないと思うのですが、周りがみんな習い事を始めたら、ウチも何かさせたほうがいいのかなって焦ってくる・・・。
そして子供が「〇〇ちゃんもしてるから行きたい!」と言うようになります(+o+)
(長男はそのパターンでした・・・。)
今回は、気になる母子家庭の習い事やその費用について、まとめていきたいと思います。
どんな習い事をしていますか?
まず、皆さんが小学生以下の子供にどんな習い事をさせているかを見ていきたいと思います。(ひとり親に限りません)
『ケイコとマナブ』 2017年 子どもの習い事アンケートより引用
水泳は堂々の1位ですね!
周りでも、水泳を習っている子は多い気がする。
体力が付く、肺が強くなるといわれますよね。
学習塾ではなく、英語・英会話に絞って習っている子が多いのは驚きです。
これからのグローバル社会を見据えて、ということでしょうか。
この資料は小学生以下の子供を持つ保護者に向けて行われたアンケート結果なので、中高校生になると大きく変わってくるのが塾の割合です。
そして、全体の4分の3の子供たちが2~3個の習い事を掛け持ちしているとのこと。
中には週5で習い事という家庭もあるとか(゚Д゚;)
習い事にかかる費用はいくらですか?
次に、習い事にいくらかけているかという資料です。
こちらも母子家庭に限らず、全体的な家庭の資料になります。
一番お金がかかっているのが中学3年生。
2017年には平均で25,900円/月となっています(゚Д゚;)
高校受験のために学習塾や個別授業にかける費用がアップしているようですが・・・。
正直コワイ(*_*;
ひとり毎月約26,000円、ムリー!!
小学生の間も、6年生までにじわじわと費用が上がっていますね。
これは、低学年の間は運動系と勉強系1つずつだったものが、勉強系にかかる費用を増やしていることが理由のようです。
塾が1教科→2教科に増やしたり、塾自体を掛け持ちしたりということですね。
高学年になると、運動系の習い事をしている子は減ってきます。
中学受験を考えている家庭は、だんだんと塾や通信教育を増やしているようですね。
ちなみにですが、小学生でも通っている子が多い【KUMONの月謝】はこちら。
【KUMON】
1教科の費用ですよ!
そして、通信教育大手の【進研ゼミの月謝】はこちら。
【進研ゼミ・3年生の場合】
【進研ゼミ・6年生の場合】
くもんは1教科当たり、そして進研ゼミには学年によりますが、ほぼすべての教科込みの費用です。
ウチの子供たちは、現在長男が進研ゼミ、次男がKUMON(国語)をしています。
くもんは1教科で・・・と思うと高いと感じますが、やっぱり分からないことをその時に教えてもらえるのは大きなメリットですねー。
そして、1年生になる前の準備として、机とイスで教室で勉強できる。というのは、年長の次男にとってはメリット大です!
家庭学習が出来るようになった長男は、1人で勉強してくれるので、国・算・理・社・英が出来る進研ゼミで十分満足していますが(楽しいみたいですすんでしてくれるし)、1人で理解が難しくなったり、学校の勉強についていけなくなったらまた塾を考えないといけないのかなと思っています。
きっとみんなそうやって習い事費が高くなっていくんだろうな・・・。
母子家庭(ひとり親家庭)が子供に習い事をさせるときの悩み。
子供が望むなら、やりたいことをさせてやりたい!と思うのは、どの親も同じ。
でも、何もかも。というのは、時間的にも金銭的にも無理がありますよね。
母子家庭に限らず、どの家庭でも挙がってくる悩みが、「送迎」と「費用」です。
悩みその① 習い事の送迎や当番。
小学校高学年くらいになると自分で行けるようになったりしますが、まだ小さかったり遠かったりすると何をするにも「送迎」が必要。
母子家庭の母は自分一人しかいないので、仕事と被らない時間に行ける習い事に限られてしまいます。
仕事から帰ってすぐに連れて行くか、それとも少し食べさせていくか。
ご飯も作らないといけないし、自分も疲れていますよね・・・。
運動系の習い事になると、土日祝日は試合が入ったりして、朝早くからお弁当、準備と大忙し(T_T)
保護者は当番制で、車出し、荷物運び、テントの設置などがあることもあります。
運動系は親のサポートが結構大きい・・・。
休みなし!です(T_T)
土日などに動く運動系は難しいかもしれませんが、平日の夕方の習い事ならファミリーサポートにお願いすることも出います。
ファミリー・サポート・センター事業は、乳幼児や小学生等の児童を有する子育て中の労働者や主婦等を会員として、児童の預かりの援助を受けることを希望する者と当該援助を行うことを希望する者との相互援助活動に関する連絡、調整を行うものです。
本事業は、平成17年度から次世代育成支援対策交付金(ソフト交付金)、平成23年度から「子育て支援交付金」、平成24年度補正予算により「安心こども基金」へ移行し、平成26年度は「保育緊急確保事業」として実施されてきたところです。
「子ども・子育て支援新制度」の開始に伴い、平成27年度からは、「地域子ども子育て支援事業」として実施します。
厚生労働省HPより引用。
まだまだ普及の途中なので実施が遅れている地域もありますが、こちらで自分の住む地域が利用可能か調べることが出来ますよ!
悩みその② 費用の問題。
この悩みもひとり親家庭に限らず挙がってくる悩みです。
収入の少ない母子家庭には本当に厳しい問題ですよね・・・。
先ほどの中3の習い事費、約26,000円なんて、厳しいというか無理です(T_T)
お願いだから、学校でしっかり勉強してきて・・・と願う。
上記では、すべての過程を含めた習い事費の資料を出しましたが、母子家庭に限って言うと、ひと月の習い事費は1万円以下だそう!!
そうですよね・・・。
母子家庭の貧困が問題になる世の中で、月に26,000円も習い事に掛けられる母子家庭は少ないと感じます。
でも、ひと月10,000円としても、兄妹がいると倍ですからね・・・。
本当に厳しいです。
私自身、本業のお給料だけではとてもじゃないけど生活できないし、習い事も行かせてやれないので、副収入を得て何とか頑張っています。
習い事費用、だいたいの決め方とは?
子供がやりたいといえばやらせてあげたい。
この子の将来のためになるなら・・・と簡単に決めてしまうとあとから費用に苦しむことになりかねません。
どれくらいの月謝に抑えれば続けていくことが出来るのでしょう?
簡単だけど、意外と「へぇーー」となる計算式があるのでご紹介しますね。
毎月の習い事費用の決め方。
レジャー、予備費、習い事費他=
手取り収入ー(必ず支払うもの(固定費、生活費など)+貯蓄)
言われてみればそうだけど、はっきりと式にするとなかなかハッ!とさせられますよね。
貯蓄は収入の2割が理想だと言われています。
習い事費は最後の最後。
ないと生活できないわけではないので、レジャー費などと同じくくりになってしまいます。
しっかりと予算を決めて、その範囲内で出来ることをやってみましょう。
習い事をするとどんなメリットがある?
まだ小学校に上がる前から習い事を始める方も多いのですが、そこにはやっぱりたくさんのメリットがあると感じている方が多いからではないでしょうか。
実際に、小学生の習い事についていろいろ調べている中で見えてきたメリットとして、
- 集中力・忍耐力・自立性などがアップ。
- お友達や指導者(大人)との関わりで、交友関係・人間関係の勉強になる。
- 達成感・くやしさ・充実感・チャレンジ精神など気持ちも成長できる。
- 計画を立てて継続していけるようになった。
- 親子で共通の話題が出来て、コミュニケーションが増えた。
- 学校生活では見えないこどものせいちょうが見られる。
など、たくさん挙がっていました。
「このメリットを期待して習い事をさせている。」という方もおられますし、すべてのメリットが得られるわけではありませんが、学校での「先生と児童」という関係以外にも出来る外のつながりや仲間との集団行動などは、子供の心や体を充分に刺激してくれるんじゃないかなと思います。
ただ1つだけ、嫌がる習い事を無理にさせることは良くないという意見が多数でした。
親としての希望ももちろんありますが、やっぱり子供にやる気がなければ続きませんよね。
母子家庭の場合、子供に習い事をさせることで将来いい仕事につながれば・・・という思いが人一倍強いかもしれません。
私も少なからずそう思います。
好きなこと、やりたいことをやらせてあげたい。
でも、勉強はしっかりしようよ。って。
最初に話した「貧困の連鎖」は断ち切りたい。
運動系も芸術系も勉強系も、習い事を通して、いろんな成長をさせるという子供の将来への投資をしているのかもしれません。
サッカー、進研ゼミ、KUMONを習っています。
私の子供たちですが、現在小学校3年生と年長の男の子。
小学校1年生で最初に習い始めたのは剣道でした。(私の希望)
でも「友達がサッカーをしているから。」という理由で剣道はすぐにやめてサッカーへチェンジ。
「サッカーは大変だよ。」とは聞いていたけど、本当に大変です(>_<)
仕事が休みでも休みじゃない。
子供が朝まで寝てくれるようになって、やっと朝寝坊出来ると思ったのもつかの間。
土日祝日は必ず試合か練習が朝から入ります。
練習が休みの日は、数カ月に1度。
最近やっと、警報の出ている日は練習が休みになりました"(-""-)"
そして試合には、当番制でテントなどの荷物運びや子供たちのお世話などのために付き添わなければいけません。
その当番が2班しかないので、隔試合ごとに行かなきゃいけない(>_<)
兄弟ともしているので、この先どうなるのか不安です(T_T)
進研ゼミは長男が、そしてKUMONは次男がしています。
次男は、1年生になった時にちゃんとイスに座っていられるようにという練習を兼ねてKUMONですが、1年生になったら長男と同じく進研ゼミにする予定です。
チャレンジタッチというタブレットを使ったコースで勉強をしていますが、始めて1ヶ月で算数がクラスで2番目になり、国語も少しだけ先取りで予習が出来ているので授業も入りやすいみたい。
テストで15点(100点満点)を取っていた長男が!!
「勉強するのがおもしろい!」と聞いたときにはひっくり返りそうになりました(笑)。
1ヶ月の勉強を終わらせるとポイントがもらえて、そのポイントを集めると景品と交換できるのも嬉しいらしくて、どんどん頑張ってます☆
チャレンジパッドですが、口コミであるような「タッチペンが書きにくい。」ということは全然なくて(私も使ってみた)、スムーズにきれいに読み取ってくれます。
KUMONは1教科7,020円/月ですが、進研ゼミは3年生5教科で3,425円/月(12カ月一括の場合)なので、経済的にも助かる(≧▽≦)
何より、本当に進んでやってくれるのでそれが嬉しいです☆
無料で定期的に届く資料にも子供は喜んでました!たまにDVDも来る!
進研ゼミは続けて行って欲しいなと思うけれど、サッカーはどうなんだろう。
やりたいなら続ければいいと思う。
思うけど、お金も時間も相当かかってます。。。
・・・それを言っちゃいけないよね(´-ω-`)
ちなみに、ウチの現在の1ヶ月の習い事費用は、合計で12,445円です。
これは純粋な月謝の金額で、サッカーには遠征費・ガソリン代・昼食費・合宿代・道具や服などで、余分に結構かかってる・・・(゚Д゚;)
まとめ。
母子家庭の習い事は、費用面でも送迎面でも一般的な夫婦が揃った家庭に比べると制限があることが多いです。
でも、皆さんその制限の中でも子供さんと話し合って何をするかを決めて、やっておられる家庭が多いみたい(*‘ω‘ *)
「自分で通えるようになってから。」という意見もありました。
いろいろさせてあげたいけど、やはり習い事の費用の出し方を参考にして、うまくその中で納めることが、将来の子供のためにも確実につながるんじゃないかなと思います。
子供に一番お金がかかるのは、大学や専門学校に行く時。
その時にまとまったお金を出してあげられるように、上手に貯めていきたいですね(*‘ω‘ *)
進研ゼミ小学講座の資料はいつも楽しみでした!無料で届きます!