子供に苗字が変わったことを伝えるときが来ました。
やっと離婚が成立したのは12月のことなので、もう3カ月以上が経ちます。
私と子供2人の苗字は、迷うことなく私の旧姓に戻しました。
元夫との別れ方がよくなかったことと、子供たちがまだ小さいから(2歳と5歳)、今なら苗字を変えても、周りのお友達も本人たちもすぐに馴染んでくれるだろうと思ったからです。
小学校に上がるまでには戻したいという気持ちもありました。
子供たちの通うこども園では、先生と相談した結果、来年度から苗字を変更して呼んでいただくことになりました。
持ち物に書いてある名前も前のままだし、書き直すのも大変なので、新年度になって新しい持ち物に名前を書くときから新しい苗字を使って書くことにしようと。
そして、いよいよ新年度まで2週間を切りました。
次男は2歳でまだ言葉もあまり出ていないし、説明しても分からないかなと思って、詳しくは話していません。
でも、「□□ 〇〇くん~」(新しい苗字と名前)と呼ぶと、「はーい!」と手を挙げて答えます(笑)
何でもいいみたい(≧▽≦)
名前が変わることを伝えたときの5歳長男の反応。
長男は5歳になったばかり。
話もよく分かるので、ちゃんと説明することにしました。
説明するって言っても、別居したのは長男が2歳の時。
父親と一緒に住んでいた記憶も曖昧だし、生活の中では父親がいないことがもう当たり前になっています。
別居後は一度も父親には会っていません。
今さら「パパとお別れして・・・」という話をしても余計に分からなくなるかと思って、「離婚」の話はせずに名前の話をしようと思いました。
話はお風呂の中で、長男とちゃんと向き合って。
「〇〇(長男)の名前は、今△△〇〇だけど、今度から□□〇〇にしようかと思うんだけどどう?」
「え??」
「ママと(次男)と〇〇は、今まで△△だったけど、実はじぃじもばぁばもひぃおばあちゃんも、□□っていう名前なんだ~。」
「だけど、みんな一緒にしちゃおうかって思って、□□〇〇にしようと思う。」
長男は私を見てニコニコ笑っていました。
まるで、なぜそうなったのか全部分かっているようでした。
「今度、新しいクラスになったら□□〇〇になるけど、いいかなぁ。」
「ママも(次男)もみんな一緒だから。」
長男は、ずっとニコニコ笑いながら、
「いいよ~。」
と言ってくれました。
すべてお見通しの5歳。ありがとう。
まだまだ5歳。悪く言えばたかが5歳。
でも、よく分かっています。
私の気持ちも、何が起こっているのかも、ちゃんと感じているようでした。
イヤだと言われたらどうしようと思っていましたが、イヤだと泣かれたほうがマシだったかもと思えるくらい、長男の心の葛藤が見えたような笑顔でした。
同時に、長男のやさしさに包まれた瞬間でした。
まだ甘えん坊で泣き虫で、癇癪を起こすこともある長男ですが、私の気持ちを一番感じ取ってくれます。
0歳の時から私の一番の味方でした。
名前が変わることで、最初はお友達からいろいろ言われることもあるかもしれないし、困ることもあるかもしれません。
苗字を戻さない選択肢もあったのに、戻したのは私です。
申し訳ない気持ちもたくさんありますが、私が一番の味方になって絶対に守ります。
長男も次男も見守りながら、しばらくは注意してみておこうと思います。
ごめんね。ありがとう。
早く慣れてくれたらいいな。
関連ページ