3回目の発達検査を受けました!
先日、次男の3回目の発達検査を受けてきました。
「前回の発達検査で発達外来の先生から、発達障害の診断が付きそうだから、もう一度発達検査をしてくるように言われた。」ということと、「発達障害のある子供が受けられる手当(特別児童扶養手当)の話をされた」ので、その延長での発達検査です。
発達検査の方式は「新版K式発達検査」というもので、過去2回もこの検査を受けています。
今回の検査で初めて知ったのですが、この検査では次男の年齢で出来る平均なことと比べて、次男がどれだけ出来るかを見る発達年齢(DQ)と知的障害があるかどうか(IQ)も分かるそうです。
次男の今までの検査の結果は、
- 1回目→91点
- 2回目→79点
子供の年齢で平均的に出来ることを100点として、90~110点までが平均値。
80~89点までが平均の下。(平均までは少し届かないけどだいたい平均として見られるそう)
そして、70~79点が境界域です。
次男の場合、1回目は平均値。
2回目は境界域。
2回目の点数が下がっていて少し心配したけれど、先生に「きっとこれから成長していけば点数は上がってくると思いますよ。」と言われ、もうしばらく様子を見ようとなったのを覚えています。
平均域まであと1点!知的障害なし。
そして今回の3回目の発達検査。
次男の点数は89点でした。
おしい!!!!
平均値までギリギリ1点足りない~~~(>_<)
でも前回と比べるととても伸びているのが分かります。
検査をしてくださった心理士さん曰く、
「検査の点数は前回と同じでも、子供の年齢(月齢)は上がっていて、平均して出来ることとして挙げられる検査内容のレベルも上がっている。だから前回と同じ点数だとしても、前回より成長しているということになる。」
とのことです。
次男は前回から10点も上がっているので、だいぶ頑張ったことになりますね~。
スゴイ!!!
そして本題。
この検査の結果、「次男には知的障害はない。」ということが分かりました。
知的障害とする点数は、地域によって違いもあるそうですが、75点以下ということになるらしいので、89点の次男は当てはまらないことになります。(もっと詳しい検査もあるらしい)
そうなると、発達障害の診断を受けるとしたら「知的障害のない自閉症」。
→高機能自閉症?=アスペルガー症候群?
そして、その自閉症も軽度と言われています。
前回の記事で悩んでいた通りになりました。。。
診断を受けるか、悩める結果に。
対応してくださった心理士さんに、今回の検査結果を受けて発達障害の診断を受けるほうがいいのか、それとも受けない道もあるのか尋ねてみました。
この話は、次男が検査を受けているときに別室で私が心理士さんにした相談です。
もしも、今回知的障害がないと言われたら、発達障害の診断を受けないことも出来るのか。
それとも、軽度だと言われているけど、やはり発達障害の診断を受けて次男にそれなりの治療(療育など)を受けたほうがいいのか。
診断を受けなくてもこれから成長する過程で落ち着いてくるかもしれないし、落ち着かないかもしれない。
次男の将来を考えると、今診断を受けることがいいのか分からない。(結婚や就職など)
と正直に話しました。
心理士さんも親身になって話を聞いてくださって、、、。
でも心理士さんの答えは「どっちがいいのか分からない。」でした(>_<)
「こうやって次男と私のように軽度でも発達外来に診察に来て相談される人もいるし、病院には行かずにやっていく人もいる。
必ず受けなければいけない診断ではないし、今の段階ではどちらも選べる。」
心理士さんって、発達障害については詳しいけれどその決断に関係するようなことは言わないようにしてるんだろうな~って感じた。
だって、心理士さんの一言で子供の将来が変わることもあるだろうしね。
そして、検査結果が出て、自宅に送られてきた結果の用紙には、付箋が付けてあり、
「悩める結果になりましたが、先生に相談されてよく考えて決めてみてください」
と書いてありました。
次男が園で生活しやすくなるように。
次男の検査終了後。
検査してくださった心理士さんが、検査中の次男の様子やみられた傾向などを話してくださいました。
そのお話の中で、
「もしも診断を受けて、次男のそばに誰かが付いてサポートを受けられることが出来たら、次男はこども園や学校で生活がしやすくなると思います。」
という言葉が。
次男はこども園で先生に言われたことをすぐに忘れてしまいます。
忘れるというか、他に何か興味のあることが目に入るとそっちに行ってしまうんですね。
先生が絵本を読んでいるときもそう。
何か他に興味のあるものを見つけると、みんなで座ってお話を聞く時。というのを忘れて?立ち上がって行ってしまいます。
まだ4歳だし、みんなが完璧にお話を聞けるかというとそうじゃないだろうし、こうやって動いてしまうのは次男だけではありません。
でも、その中でも次男はじっとしていられない方なんでしょうね。。。
そうゆうときに、次男のそばで「今はまだ絵本の時間だよ。」ってサポートしてくれる人がいてくれたら、みんなで生活しやすくなるんじゃないかって。
これが一番私の心にスッと入ってきたように感じました。
確かに。
家では常に私がそばにいるから、次男についててあげられるけど、園では子供たちが大勢いるのでそうはいかない。
そんな時に誰かがサポートでついてくれたら、次男は今何をしなければいけないのか分かりやすいし、動きやすいだろうなって思いました。
ただ・・・。
次男にサポートはつけられない。
誰かについてもらって。という話は前回の診察時に発達外来の先生からも言われていたので園には話してみましたが、
「次男1人に保育士1人を付けることは出来ない。」
とすでに言われています(>_<)
次男は年中で、クラスに担任は2人。
こども園からは、
「多めに先生を入れているし、1人を次男専属でつけなくても十分なサポートをしていける用意は出来ている。」
とのお返事でした。
他のクラスにはもう少しサポートの必要な子が2人?いますが、その子にはサポートの先生が1人ずつついています。
でも次男にはつけられない。というのは、きっと次男に1人つけるような程度ではない。って思われているんだろうなー。
今の時点でも、もし必要なら園から必ずつけてくれるはず。
子供を預かっている以上は園で何かあれば園にも責任がいってしまうので、必要なら必ず誰かが付くと思う。
病院の先生に言われた。と言ってもつけてもらえない程度。ということなんでしょうね。
診断を受けるリスク。
自閉症の子供を持つママ友や、子供の行動が不安だと言うママ友に相談してみました。
そしたら、「小学校に上がってもサポートや通級は診断なしでも受けられる!」ということが判明。
・・・
え?
じゃあ、次男にとって診断を受けることのメリットって何??
「療育を受けられる」ってことだけなのかな。
いや、療育を受けたくないとかそうゆうことじゃなくて、受けられるなら受けたいです!!
小さいうちのほうが早く効果が表れると言われていることも知っているし、言葉がもう少し遅いっていう心配もあって、受けるなら早いうちに。と思ってここまで来たんです。
でも、
- 「軽度」
- 「知的障害なし」
- 「診断受けても園でサポートなし」
- 「診断受けなくても小学校でサポートは受けられる」
- 「診断を受けることでこの先もし落ち着いても、結婚・就職などの時に邪魔になることがあるんじゃ?」
などなど・・・。
診断を受けるリスクのほうが高い気がしています。
心理士さんが言われたように、今の次男(私)は診断を受けるか受けないか選べる状態。
次男のためにどっちがいいのか。。。
私が決めなければ・・・。
発達障害の診断を受けることをこんなに悩んでいますが、少しだけ「診断を受ける」ほうに傾いているんです。
療育というものを受けたら、次男が園や学校で過ごしやすくなるための練習をしてもらえたり、母である私にもこうゆう時はこうすればいい。みたいな指導をしてもらえるそうです。
小さいうちにする方がいい。と言われているので、するなら少しでも早く始めたほうが次男のためになるんじゃないかなと・・・。
次回の診察で診断を受けるかどうか。ってところだと思いますが、その時に先生にじっくり相談してみようと思います。
わが子のことだから当たり前だけど、
「私が決めなければいけない。
今の決断で次男の人生が大きく変わるかも。」
と思うと、プレッシャー半端ない。
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