やっと、登録。
ずっと昔から、しようしようと思っていた骨髄バンクへの登録を、やっと今年実行しました!
こんなに簡単に終わるなら、なんで早くしなかったんだろうって思うくらい簡単に登録出来て、今は気持ちがスッとしてます(*'ω'*)
絶対に登録しようと決めた日。
私は、同級生を2人、白血病で亡くしています。
小さな田舎町で、同級生もそんなに多くないのにその中で2人。
中学生の時に女の子の同級生を1人。
大人になってから男の子の同級生を1人。
中学生の時の友達の死というのは今思い出しても本当にショックで、夕食の時に「〇〇ちゃんが亡くなった」と母が電話を受け、母から聞いた日のことを今でも忘れません。
その時に骨髄バンクというものを知って、私も絶対登録しようと決めました。
白血病は、骨髄移植を受けると治る可能性が上がりますが、白血球の型が同じ人からでないと移植を受けられません。
この白血球の型というのがなかなか合わないんだそうで、他人同士だと数百万人から数万人に一人合うかどうかで、探すのがとても難しいそうです。
一番一致しやすいのが兄弟姉妹間で、4分の1の確率で合致。
親子間では25分の1。
元気になりたくて、骨髄移植を受けたくても受けられない人がたくさんおられます。
私は、中学生の時に友達の死を体験してから実際に骨髄バンクに登録するまでだいぶ時間がかかってしまいました。
もっと早くしていれば、助けられた命もあったかもしれないのに。
「患者さんにとって、骨髄バンクやドナーの存在が生きる希望となっています。」
骨髄バンクへの登録。
骨髄バンクへの登録は、少しの採血だけでした。
血液検査のときの採血よりもっともっと少しだけ。
その時、ドナーカードをいただきました。
そして数日後、登録証書が送られてきました。
あとは、白血球の型が私と一致する患者さんがおられたら私に連絡が来て、骨髄を提供するかどうか選択します。
骨髄が一致したら必ず提供しなければいけないわけではありません。
でも、患者さんは生きるか死ぬか。
きっと、私がその時抱えている問題や悩みなんて、骨髄移植を待つ患者さんに比べると小さな小さなもの。
それに、数百万人に一人しか一致しない骨髄が自分と合う人が現れるって、スゴイこと。
もしも私の子供が骨髄移植を待っている方だったら・・・。
きっと、毎日毎晩、ドナーが現れますようにと祈り続けていると思います。
私と一致する人が現れたら、ぜひ提供したいと思っています。
骨髄バンクへの登録も、ドナーへの移植の時も、一切費用はかかりません。
献血のときに骨髄バンクへの登録が出来ることもあるようなので、もし少しでも興味のある方は、日本骨髄バンク | ドナー登録をお考えの方へ コンテンツ一覧を見てみてくださいね。