前回記事はこちら。
診察中の次男。
診察を受けるときには、私の隣に次男。という風に、2つの椅子が準備されていました。
いつも親子教室で担当してくださっている心理士さんも一緒に来てくださったのですが、心理士さんは診察室の端っこの方に座っておられました。
初めて来た場所に興奮気味の次男。
さすが小児科だけあって、アンパンマンやブロック、おもちゃがいっぱい置いてあります。
次男じゃなくても目移りしてしまいそう。。。
診察室は子供の出入りは自由です。
診察室から中待合いや、受付、処置室など、行きたい放題です。(もちろん処置中はダメだと思いますが…。)
1時間ほどお話していただきましたが、その間、次男が椅子に座ったのはほんの1分ほど( ;∀;)
それも、先生が「アンパンマン書いてみて~。」と言われて、色鉛筆を使って書いたときだけです。
他はずっとウロウロしていた次男。
先生も看護師さんも、ウロウロする子供に慣れている(笑)ようで、追いかけることも放置することもとても上手でした。
これは「多動」の診断がすぐに出るかもな~。。。と思っていたんですが、1日目では診断はありませんでした。
普通がどれくらいで診断されるものなのかよく分かりませんが、その日に先生に言われたことは、
- 言葉はあと1年くらいで追いつきそう。
- 発達検査はうまく出来そうです。
- 目で見るほうが得意・強いので、絵やカードを使って次の行動を教えてあげることがいいかも。
- 癇癪を起したときには、自分だけのスペースに移動して落ち着かせるようにする。
- 癇癪を起したときには、原因になったことで我慢をさせない。
ということでした。
言葉は急に出てくる時期がある。
次男の言葉の爆発は5月です(*'ω'*)
→ 2歳10ヶ月次男。やっと「言葉の爆発」が来た?(≧▽≦)
2歳10ヶ月の時なので、やっぱり平均と比べると遅い方。
親子教室でも言葉のほうをよく指摘されていましたが、やっと爆発が来て急によく話すようになりました。
2語文もほとんどなかったのに今はいくつか言えるようになっているし、今まで言ったことがないような言葉も急に話し出します。
「そんなこと言えるんだ??」って私のほうがビックリすることが毎日あります。
まだまだ同じクラスの子に比べると遅いですが、それが1年くらいたつと同じように話せるようになるはず。と先生に言っていただきました。
素人の私には、1年後に次男が何を話しているかなんて想像できないし、不安な気持ちがあると余計に難しいと思いますが、専門の先生にそう言っていただけると本当に安心できました。
発達検査は出来そうですよ。
この発達外来を受診するきっかけにもなった発達検査「新版k式発達検査」の結果。
その情報がもちろん先生にも伝わっているのですが、うまく出来なかった検査結果と次男を診てもらって、「きっと発達検査はうまく出来そう。」と言ってもらえました。
う~~~ん。。。出来そうかなぁ。
前回の検査の様子を思い出してみると、どうしてもうまく出来そうだとは思えないんですが…( ;∀;)
ということで、約3か月後に「病院で、今までとは違う方に」もう一度「新版k式発達検査」をしていただくことになりました。
どういう意図があるのかは分かりません。
でも、今まで何度も接してきた心理士さんとは違う方にしてもらうことになりそうです。
目で見る力が強い。
次男はひらがながいくつか読めます。
こども園の先生も書いてましたが、お友達のお帳面に書いてある名前を理解して、「〇〇ちゃん」ということもあるそうです。
でもそれを「文字」として理解しているのか、「形」として理解しているのかは分かりません。
数字は10まで読めるし、人の顔も描けます。
「目で見る力が強いですね~。」と言われた時に、ふっと思ったことがあります。
見るほうに集中しているから、音がしっかり耳に入ってこなかったんじゃないか。
それが、言葉が出てこなかった1つの原因になってないか。
私が勝手に思ったことなので、違うかもしれませんが…。
目で見て即行動!なので、聞く耳持てませんよね(T_T)
カードを使って…というのは、行動を絵にしたカードで子供に次の行動を理解させるというものだそうです。
なかなか次の行動へ移せない子には、言い聞かせるよりも目で見て教えてあげるほうが子供も分かりやすいんだとか。
でも、次男の場合は次の行動へ移せないというときは癇癪を起したときだけです。
それ以外は、次の行動を私が口にした瞬間にその目的に向かって走ってます。
なので、心理士さんと相談して、次男の場合は朝起きてからこども園に行くまでの行動を絵カードに書いて並べることにしました。
自分だけのスペースを作って落ち着かせる。
これが一番悩みましたね~。
自分だけのスペースって、私の頭の中では部屋の隅っこのほうにマットのようなものを敷いて、ここは次男の場所!というのを作っておいて、気に入らないことがあるときにはその場所で遊びながら落ち着かせるということでいいかなと思っていました。
でもあとから心理士さんと相談すると、出来れば段ボールで作った天井のある狭い空間や、カーテンにくるまった中とか、狭い場所のほうがいいみたい。
私が考えていたスペースはマットを敷いただけのものだったので、狭くもないし周りは丸見えです。
段ボールで作るにしてもかなり大きなものが必要になりそうだし、カーテンに包まる?ってどうすれば…( ;∀;)って感じだったので、テントはどうかな?って思ってます。
例えば、
レビューの高かった子供用のお城になりそうなこのテント。
部屋の中でも使えるみたいだし見た目もかわいいし、大人が入ってもまだ余裕があるそうなので兄と二人で入っても大丈夫そうです。
お値段も1,700円台とリーズナブル。
本当はこっちにしようかと思っていたんですが、、、。
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値段は5,000円台とさっきのに比べるとかなり高価なもの(笑)になりますが、次男を落ち着かせるためだけに使うのではなく、やっぱりアウトドアでも使いたい。
こうゆう時に貧乏性が出ますよね~。(笑)
別の使い道も出来るものを探してしまいます。
こっちにしたいのはヤマヤマなんですが、レジャーで使うまでにこのテントが無事で存在しているとは思えません。(笑)
次男の癇癪と長男のお調子者パワーですぐにつぶれているんでしょうね。
自宅で使うときには、このテントの中におもちゃなどを入れて落ち着ける空間にしたいと思います。
癇癪を起したときには、原因になったことで我慢をさせない。
自分の思うようにできなかったときに癇癪を起したりパニック状態になったりする次男ですが、【思うように出来ない=してはいけないこと、危ないこと】の時もありますよね。
危ないときには我慢をさせてでもそれをさせるわけにはいかないのですが、出来るだけ我慢をさせないように持っていくことが大事だそうです。
それって、わがまま放題にならない?と思ったりもするんですが、抱きしめたりなだめたりすることで落ち着かせてと言われました。
全く違うことに興味を引かせて、我慢をしなくてもいいようにするのも一つだと思うし、全部が出来なくてパニックになっているのなら、出来なかったことの一部だけでもさせてみるとか。
これも難しいですね。
長男との関係も考えなければ。。。
次男ばかりにかまっていられたらいいのかもしれませんが、長男をほったらかしにするわけには行きません。
長男は、次男が癇癪を起したりパニック状態になると、長男がしたかった(してほしかった)要求が通らないことをよく理解してくれています。
だから、いつも我慢をさせてばかりです。
父親のいないウチの家庭で、長男がそうゆう風に次男を理解してくれているのはとてもありがたいのですが、長男もまだ5歳。
ママ大好きと言ってくれる甘えたい盛りの5歳です。
口には出しませんが、ママは次男ばかりかまっていると感じているはずだし、ママは次男にかまわなければいけない。と思っています。
それがとても申し訳ないです。
申し訳ない反面、長男にそうしてもらわないと家の中が回っていないと思います。
長男には本当に感謝しているし、この子がいなかったらどうなってたんだろうと思います。
そのこともドクターに話しましたが、やっぱり次男から目を離すわけにはいかないことが多いので、長男が我慢していると感じているなら、お母さん(私)が言葉に出して、長男に感謝の気持ちをその時に伝えてあげること。と言われました。
「〇〇君(長男)が今待っててくれたから、ママとっても助かった~。ありがとう。」とか、名前をちゃんと言って感謝を伝えてと言われました。
それがあるだけで、だいぶ違うんだと教えてもらいました。
言葉に出して伝えるようにはしていましたが、改めてそう言われると突き刺さるものがあります。
そうですよね。
一言があるだけで、違いますよね。
それを言われた時にはなぜか泣けました。
長男とじっくり過ごしたい自分と、それが出来ない自分と、うまくいかなくてもどかしい毎日で、どうしようもなくて考えていました。
これからも悩むことはたくさん出てくることも覚悟してますが、今を何とか乗り越えていこうと思います。
次の診察は10月です。
それまでは、先生に言われた「絵を使って行動を伝えること」と「次男のスペースを作って癇癪時にはその場所で落ち着かせる」ことを実践してみようと思います。