シングルマザーにもある、貧富の差。
シングルマザーの貧困が問題になっていますね。
- 仕事に就きにくい。
- 就けても収入が低い。
- 働ける時間が限られている。
1人で子供を育てながら家事もして仕事もして、収入が上がらない現状を変えることが出来ないシングルマザーがたくさんいます。
子供の貧困にもつながって、またその子供が大人になった時に「貧困の連鎖」というものが起きやすいそうです。
シングルマザーに、「現在の収入は(年収)いくらですか?」というアンケートを行った結果、驚きの結果が出ました。(2017.11現在)
年収150万円以下・・・30%
年収400万円以上・・・17%
貧困、貧困と騒がれるので、年収150万円以下の数字は正直もっと多いかと思っていましたが、年収400万円以上の母子家庭が2割近くもあることにビックリと同時にとても希望が持てませんか?!
でも、、、年収にこんなに差があるなんて(;゚Д゚)
年収が少ない母子家庭は母子手当に頼るしかない。
アンケートのコメント欄にもありましたが、年収の多い方は専門職の方が多いんでしょうね。
そして、年収の少ない方はパートやアルバイトで頑張っておられる方が多いのでしょうか。
私もパートで働いていて、年収は150万円以下でした。
やっぱり専門職は強いですね。
年収150万円以下の母子家庭には、「児童扶養手当(母子手当)」が支給されていると思います。
子供が1人の場合は満額とはいかないかもしれませんが、年収100万円前後の方は満額を受け取られているのではないでしょうか。
収入を上げるために、専門職に就く(資格を取る)!
少しでも収入を上げようと、仕事をしながら資格を取ろうと頑張るお母さんもたくさんいます。
資格を取るということは、ある程度時給や月給を上げられることが多いので、同じ時間働いても得られる収入が多くなることになりますよね。
また、資格手当が付くこともあります。
これから需要が非常に高くなる介護職は、学校に通わなくても、社会人になってからでも、何歳からでも、働きながら国家資格の「介護福祉士」、さらに上の「ケアマネジャー」の資格が取得できます。
「介護福祉士」の平均年収は、250万円~400万円。
資格手当も付きますし、正職員として働ければ昇給も期待出来ます。
「ケアマネジャー」まで上がると平均年収は360万円~です。
年収400万円以上のお母さんが何の仕事をされているかは分からないですが、収入が多くあるということは、生活に余裕が持てますし子供の将来が広がります。
両親の揃っている家庭でも貧富の差はあると思いますが、2人で稼げるのと1人で稼がなくてはいけないのとは大きな違いですよね。
今回のアンケートはこちらから見られます。→【シングルマザーにアンケート!】
(一部のブラウザでは見られないことがあります)
他のアンケートで、「離婚して良かったですか?」との問いに「はい」と答えた方が9割以上おられたのも興味深いです(笑)。
ひとり親でも子どもは健全に育ちます: シングルのための幸せ子育てアドバイス (実用単行本)
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