若年層の死因順位1位は「自殺」
いつものようにネット検索していてふと目に止まった日本人の死因順位。
各年齢別に5位まで出ているんですが、この結果を見て悲しくなりました。
厚生労働省:死因順位(第5位まで)別にみた年齢階級・性別死亡数・死亡率(人口10万対)・構成割合
男女合わせて15~39歳までの死因第1位が「自殺」でした。
性別で分けると、男性は20~44歳まで、女性は15~39歳までの1位が「自殺」です。
これは本当に日本のランキング?
この年代は年齢が若いこともあって、死亡者数が全体的に少ないのですが、病気や事故を抜いて1位になっているなんて本当にショックでした。
こんな資料をじっくり見たのは学生の時以来かもしれません。
感じたこと①
病気や不慮の事故で亡くなる方より「自殺」が多いということは、生きたくても生きられなかった人より、自分で死を選んだ人のほうが多いということ。
私の幼なじみに病気で亡くなった子がいますが、その子は生きているときに「自殺する人の命を私に欲しい」と言いました。
まだ中学生でした。
感じたこと②
「自殺」を選ぶということは、それなりの大きな理由があるということ。
死を選ぶしかなかったかどうかは分かりませんが、他の人が想像する以上につらくて乗り越えられないことがあったということです。
死ぬ苦しみのほうがマシだと選んだくらい、辛いこと現実があったということですよね。
感じたこと③
誰かに言えなかったのかなと思いました。
言えていれば違う結果になったかもしれないし、言えても同じだったかもしれない。
でも、誰かがそばにいることといないこととは違うと思います。
ここはとても難しいところなんでしょうね。
助けてと言えなかったこと、誰も助けてあげられなかったという結果が残ることは悲しいことです。
自分にも起こるかもしれない。
いろいろと考えさせられました。
こんなに多いとは思ってなかったから・・・。
近所の60歳くらいの女性の方が、数年前に自殺されましたが、周りは誰も、その人が何に悩んでいるか知らないままでした。
私もこの先死んだ方がマシだと思うこともあるかもしれないし、身近な人がそう思っているかもしれない。
他人事じゃないですね。
でも、とっても難しいです。